MediaWikiで「最近更新したページ」を開くと左側のツールボックスにRSSとAtomへのリンクが表示される。
このRSSをRSSリーダーに登録していたところあることに気付いた。
配信されたRSSからページを開くと,最新版とその前の版との差分の情報が表示される。管理者にとっては,自分の更新履歴を確認するとともに,第三者によっておかしな変更がなされていないかをチェックすることもできて便利である。
しかし,一般の利用者はいきなり差分情報のページが表示されたらびっくりするだろう。画面左上の「本文」タブをクリックすれば本文のページに移動することができるが,そのことに気付くことができるとはかぎらない。
そこで,「本文」タブへ誘導するメッセージを表示させることにした。
デフォルトでは差分情報のページではページタイトルの下に「版間での差分」と表示されている。これを「版間での差分(本文を読むには左上の「本文」タブをクリックしてください)」というメッセージに変更することにした。
変更方法は以下のとおり
特別ページ>表示メッセージの一覧>differenceとページをたどって,MediaWiki:Differenceページを編集する。
なお,表示メッセージの差分情報の場合には「本文」タブではなくて「メッセージ」タブが表示されるため,本来なら「メッセージ」タブにも言及すべきかもしれないが,表示メッセージの変更は頻繁に行われるものではないし,システムによる表示メッセージを目的としてサイトを閲覧することはあまり考えられないことから,「本文」タブだけの言及とした。
変更後は次のように表示されることになる。
(下記のリンク先は現在構築中の「法令用語の定義等データベース」のMediaWikiインストール直後から編集テストを行った場合の差分)